2017年11月18日土曜日

SOTA & JAFF mapping

SOTA対象SUMMITSとJAFF対象エリアを同じ国土地理院地図に表示する方法

・これから記入する内容は専ら個人的な興味による趣味と自己研鑽を目的としています。

・地図内容は下記各部署のWebから得た情報をもとに当ブログが編集加工したものです。
 出典:国土交通省「国土数値情報ダウンロードサービスHP」
   出典:国土地理院「地理院タイル」 
            https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html 再配布禁止
 出典:埼玉大学教育学部 谷謙二研究室 地理情報分析支援システム『MANDARA10』『MANDARA JS』
  出典:SOTA日本支部 HP Database  https://www.kawauchi.homeip.mydns.jp/sotajp/ 

・記載内容の転載・再利用を禁止します。

大まかな手順は次の通りです。

0.下準備

1.SOTAデータの加工

2.地理院地図へのマーキング作業

3.地図データの加工

4.地図データの生成

5.SOTA&JAFFマップの描画

6.SOTA&JAFFマップの描画

7.完成した地図ファイルのカスタマイズ

以下、各項目について番号順に記入します。

0.下準備について

0-1.国土数値情報ダウンロードサービスのホームページから自然公園地域データを
    JPGIS形式のシェープファイル形式でダウンロードし、適当なフォルダに
    解凍しておく。

 -2.フリーGISソフトの地理情報分析支援システム MANDARA10 を
    ダウンロードしてPCにインストールしておく。(2023年現在未更新)
 ー3. MANDARA10のWeb版 MANDARA JS をPCにインストールしておく

 ー4. Andoroid スマホの JavaScript を許可しておく

1.SOTAのSUMMITSデータをダウンロードして加工する

1-1.SUMMITSデータをCSV形式でダウンロードして保存する。
 -2.ダウンロードしたデータからJA、JA5、JA6、JA8等の
    データを抽出する。
 -3.抽出したデータを都道府県別に細分化し、CSV形式で保存する。
 -4.都道府県別データを表計算ソフト等に読込んで整形する。
 -5.データはA列を緯度(Latitude)、B列を経度(Longitude)、C列を標高(AltM)に
            加工する。
 -6.データをExcel形式またはCSV形式で保存する。

2.たとえば地理院地図を味わいながらSUMMITをマーキングしていく

  (完全手作業で好きでやってるだけです)

2-1.CSV形式で保存しておいたデータからコピーして、
    電子国土Webの地理院地図内のアドレスバーに張り付ける。
 -2.リターンキーを押すと最初のSUMMITが表示されるので鑑賞する。
 -3.地図内の”機能”→”ツール”→”作図・ファイル”でSUMMITに
    アイコンでマーキングする。
 -4.マーキングが終わったSUMMITのデータはアドレスバーから削除する。
 -5.必要なSUMMITSをマークしたら、”選択している情報をまとめて保存”
    からKML形式で保存する。

3.MANDARA10で地図データを加工する

  (2023年現在操作は出来ますが背景地図が表示されません)

3-1.MANDARA10のマップエディタを起動する。
 -2.”地図データ取得”でKMLファイルを読み込む。
 -3.”オブジェクト編集”→”初期属性データ編集”→”データの種類”をカテゴリデータ
    にする。タイトルも入力してOK。
 -4.(この作業は飛ばしても差し支えないと思います)
    ”設定”→”オブジェクトグループの設定”でオブジェクトグループの名称を
    自分好みに変更する。
 -5.”ファイル”→”名前をつけて地図ファイルを保存”→OK
 -6.”ファイル”→”シェープファイル出力”で名前を付けて保存する。
 -7.マップエディタを終了する。

4.MANDARA JSを使用して地図データを表示する

4-1. MANDARA HP から「MANDARA JS」をダウンロードする
 
 ー2.  「MANDARA JS」をPCにインストールしておく

 ー3. 「MANDARA JS」を起動し、左上のメニューを開く

 ー4. ファイルー属性データ読込ー属性データ欄にCSVデータをコピペーOK

 ー5. ホーム画面で描画開始をクリックー地図が表示される

 ー6. ホームメニューを開き、属性データを保存しておけば、
    次回から保存データを読み込むだけで表示できる

5.MANDARA10を使用して地図データを生成する

  (2023年現在操作は出来ますが背景地図が表示されませんのでMANDARA JSを利用)

5-1.”ファイル”→”シェープファイル読み込み”→”追加”で
    保存しておいた都道府県別データの中からシェープファイルをクリック
    して開く。
 -2.続けて”追加”をクリック、作成しておいたSUMMITSのシェープファイルを
    クリックしてOK。
 -3.単独表示モードの階級区分モードで”ハッチ”をクリックする。
 -4.ハッチモードタブの”ハッチ設定”を行う。
 -5.”重ね合わせセット”をクリックしてOK。
 -6.複合表示モードの”重ね合わせ”をクリック。
 -7.タイトルを入力してリターンキー。
 -8.”対象レイヤ”をクリック。
 -9.リスト中のSUMMITSシェープファイルを選択。
 ー10.”階級記号”をクリックして”記号設定”→”同一記号に設定”→”既定記号”を
     選択し形・線・色・サイズなどを好みで設定する。
 -11.”重ね合わせセット”をクリックしてOK。
 -12.複合表示モードの”重ね合わせ”→”SUMMITS”レイヤをクリックして、
    ”凡例を表示する”のチェックを消す。

6.MANDARA10でSOTA&JAFFエリアの地図を描画する

  (2023年現在操作は出来ますが背景地図が表示されませんのでMANDARA JSを利用)

6-1.”描画開始”をクリック。
 -2.”表示”→”背景画像設定”→”OK”。
 -3.好みで画面サイズ、レイアウトを決定する。
 -4.気に入った地図画面を保存しておく。
 -5.MANDARA操作パネルの”ファイル”→”名前を付けて保存”して完成。

7.MANDARA JSを利用して完成した地図をSOTAやJAFFをQRVするときに

  カスタマイズする

  
7-1.完成した地図をプランニングやQRVおよびアワード申請に利用する。

 ー2. 完成した地図をAndroidスマホに表示させ楽しむ。(操作はPC版と類似)

番外編・お急ぎの場合はCSVファイルを読み込んで作図する方法もあります。

(おわり)文責:https://hamtaineer.biogspot.jp(おわり)

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