2017年2月17日金曜日

雪の金剛山でSOTA

冬山の JA/NR-029 Kongouzan 金剛山でSOTAの運用してきました。
交通は近鉄富田林駅から金剛バス利用、登山口バス停に8時頃到着です。
千早赤阪村 金剛山登山口バス停
周りの山も白く雪化粧しています。

お手軽登山大好きなので、村営金剛山ロープウエイを利用します。
駅までは約2km位です。景色を見ながら谷道をゆっくり歩きます。
久し振りにツララを見ました
頭上をロープウエイが通り過ぎていきます。


5分で山頂駅に到着、9:05です。お手軽う~
1月の写真とずいぶん違います。


今日はVeryFineです。

金剛山キャンプ場

ダイヤモンドトレール

湧出岳分岐
脇道に入ると踏み後も少なくなります。積雪は30㎝くらいです。

金剛山一等三角点(湧出岳)標高111.9m
10時湧出岳に到着。誰もいません。
早速、アンテナを設営してCQ!CQ!CQSOTAを連呼
すぐに、1エリアからお声掛け頂きました。感謝!


雪の上に敷いたツエルトが今日のシャックです。
時折、太陽が顔を出すと、雪が輝きます。


良い天気ですから雪が枝から落ちてきます。
無線も快調です。
(交信して頂いた各局)
JA1V*Y局   7MHz  ssb
JH1M*V局   7MHz  ssb
JA1V*H局   7MHz  ssb
JP3B*Y局   7MHz  ssb
JN3O*S/3局 21MHz ssb
JS3L*W/3局 21MHz ssb
JH3E*K/3局 21MHz ssb
JH3O*O局   21MHz ssb
JM3G*H局   433MHz  fm
有難うございました。

展望台から
左のこぶが葛木岳(1125m)、右のこぶが湧出岳(1111.9m)

金剛山キャンプ場
また来るよ~

good by Mt.Kongouzan.
                                                                  (おわり)

2017年2月11日土曜日

エコーリンクDEBUT~

立春の頃はちょっと温かい日があったので、このまま温かくなれと思っていたが、そうはならなかった。ここ数日は真冬に逆戻りである。こんな寒い日は炬燵で・・・・ではなく
無線機の前に座ってワッチしても、何も聞こえず・・・仕方がないので、シーズンに備えて自己研鑽を行うことにした。早い話が勉強である。題材はエコーリンクに決めた。だって、VoIPと無線の融合だから、寒い日でも世界と繋がりそうだし・・・

エコーリンクについては、あいにくソフトが要ることぐらいの知識しか持ち合わせていない。あと、QSOしているのを聞いたことが有るくらいだ。まあ、勉強するには丁度いい。
まずはGoogleでEchoLinkⓇ(登録商標なので以下カタカナ表記する)を
検索してみる。すぐにHPが見つかった。Homeではシステムを説明しているようだ。英語なので日本語に翻訳してみる。取り敢えず分かった。インターネットがアマチュア無線の手足となって,RIGが有っても無くても、スマホでもどこかのリンク・レピータ経由で世界のアマチュア無線家とVoIPで繋がるらしい。まさにエコーリンクである。

今更だけどVoIPはボイスオーバーアイピーと読む。イメージ的にはアナログ音声をパケットにしてインターネットプロトコルで送出するものらしい。インターネットプロトコルはジャンジャン拡散していく手順だからエコーリンクにはうってつけである。
要するに、自分のコールサインをエコーリンクサーバーに登録して貰わなければ利用できないということらしいが、アマチュア無線家の一人として個人的にはPCやスマホのみで運用する気にはなれない。それは、邪道だと思っている。

では、実際にエコーリンクをセットアップしてみる。
うろ覚えの記憶を頼りにコンプリートまでの手順を箇条書きにする。
最初に断っておくが、参考書やマニュアルの類はない。あるのは、英語で書かれたHPの情報だけである。(ブラウザの自動翻訳機能は使用できる)

セットアップを進めていくと分かることだが、基本的な大前提が2つあるので最初に書いておく。
一つ目は現在有効かつ提出可能なアマチュア無線局免許状が必要である。
つまり、マイクとイヤホンとネット環境を備えたパソコンが有れば技術的には利用可能であるが、法的には無線局免許状が必要である。だから、4級アマで無線局免許を受けていれば登録できる。
二つ目はエコーリンクにはモードが二つあって、DTMF(プッシュシグナル)の出るRIGやPC、スマホから、他人が設置したリンク・レピータ局を利用するシングルユーザーモードとRIG+PCで運用するシスオペモードがあるということ。この、シスオペモードで登録するためには、電波法ではPCを無線機の附属装置として無線局免許状を受けておく必要がある。つまり、実際には3級アマ以上ということになる。実際といったのは、普通は附属装置の明細にA1Aの電波型式を含むからである。エコーリンクは音声通信のようであるが、せっかく附属装置を免許して貰うならCWは外せないから。免許を受ける周波数帯によっては2級アマ以上ということになる。
話はそれるが、やっぱりCW(A1A)はアマチュア無線の基礎なんだと改めて思う。電鍵を持て余している小生はまだ基礎が不十分なんだと思っている。

1.HPのダウンロードページに自分のCallSignを入力
2.同じページにメールアドレスも入力
3.ダウンロードページからフリーソフトをダウンロード実行
4.ダウンロードする場所は自分の好きなホルダーで良い
5.ダウンロードしたソフトを好きなホルダーに解凍する
6.解凍した中のエコーリンクセットアップエグゼを実行する
7.セットアップウィザードが自動で起動する
8.画面を送っていく
9.登録するモードを聞いてくるのでシスオペモードにチェック
10.たぶんコールサインを入力したと思う
11.パスワードを入力
12.ハンドルネームを入力
13.ロケーションはJapanや都道府県名とかで良い
14.メールアドレスも入力した
15.設定はほとんど初期値で構わない
16.Firewall Test は実行しておく
17.Firewall Test Results:FAILと出ればOK
18.ここでエラーだと先には進めない
ここまでの作業でコールサインがシステムに登録されていると思われる。
作業は簡単だが1日目はここで終了した。

2日目、引き続きValidationの作業に取り掛かるが、これに時間が掛かった。
Validation作業によってコールサインが承認される検証作業である。

19.HPのValidationTABを選択
20.Vadiation-コールサイン選択画面が出てくる

   コールサインは接尾辞なしのユーザーモードとコールサインーLのリンク局モード
   およびコールサインーRのレピータ局モードの3つを必要に応じて個別に登録する。

21.希望するコールサインのラジオボタンにチェックを入れる
22.登録したメールアドレスを再度入力する
23.リクエストの確認をクリックする
24.エコーリンクのVadiation画面が出てきたらOK
25.登録したアドレスにメールが来ているので確認する
26.メールにリンクが張ってるのでクリックする
27.Vadiationタイプの選択画面が出てくる
28.2通りの選択肢からスキャンとアップロードを選択した
29.Vadiation-SCANとUPLoad画面が出てくる
30.無線局免許状をスキャンする
31.ファイルサイズを5MByte以内に加工する
31.任意のファイル名に拡張子JPGを付けて保存しておく
   (別にJPGでなくとも良い)
32.スキャンとアップロード画面に保存したファイルを選択する
33.せっかくだから簡単なコメントを入力する
   ご参考まで・・・hello.
                                Please add to the authorized user list.
                                Thank you very much.
34.ファイルを送信するをクリックする
35.自動的にファイルがアップロードされる
36.アップロードに成功すると次の画面でNote:OKが出る
37.これで手続きは一旦終了
38.通常は24時間以内に認証メールが届くらしい
39.30分程で認証メールが届いた
40.アプリケーションを起動するとStation一覧が表示された

以上で利用手続きは完了の様子。
さて、いよいよエコーリンクデビューだが、使い方は今後の課題である。
                                 (おわり)